MagicPrice Blog
10月 06

レベニューマネジメントの心構え① 基本と重要性について学ぼう

ご存知の通り、ホテルや旅館は在庫の繰り越しができないビジネスです。また、利用するお客様の数も季節やイベントによって日々変化します。そのためどのようにして価格決定をすればよいのか、とても難しいですよね。

しかし、料金を宿泊時期や予約のタイミングによって調節するレベニューマネジメントをきちんとした方法で行うことで、収益を最大化することができるようになるのです。

レベニューマネジメントとは?

需要を予測し、収益を最大化するために適切な販売管理を行うことを、レベニューマネジメントといいます。

レベニューマネジメントは上手に行うことで、ホテルだけでなく、旅行者にとっても「空室が多い日には通常よりも安く宿泊できる」などのメリットがあります。

ただ、レベニューマネジメントを継続的に行っていくためには、周辺の需給状況の調査などをしつつ料金調整を日々行う必要があります。これは忙しいホテルの方々にとっては大きな負担になります。また、レベニューマネジメントって専門的な知識が必要で難しいことのような気がして、敬遠してしまいがちではないでしょうか。

レベニューマネジメントの重要性

ホテルにとってレベニューマネジメントがいかに重要か、わかりやすいクイズがあるのでぜひ考えてみてください。

 

問題:

あなたのホテルは総客室数150室です。昨年の平均稼働率が66%、平均客室単価が5,000円でした。
今年、平均稼働率が67%(1%上昇)、平均客室単価が5,200円(200円上昇)した場合、年間売上は昨年に比べていくら増加するでしょうか?

答え:

1年間の売上は、
年間売上 = 平均稼働率 × 平均客室単価 × 総客室数 × 365日
と計算できます。

すると昨年と今年の売上は以下のようになります。
昨年売上 = 66% × 5,000円 × 150室 × 365日 = 約1.8億円
今年売上 = 67% × 5,200円 × 150室 × 365日 = 約1.9億円

つまり、増加分は
約1.9億円(今年売上) – 約1.8億円(昨年売上) = 約1,000万円

よって答えは約1,000万円です。

年間の平均稼働率を1%、平均客室単価を200円上昇させると、年間売上は約1,000万円増加するのです。

もし1,000万円売上が変わるならば、いったい何ができるでしょうか。施設の一部リノベーション、人材採用、アメニティ強化、社員ボーナス還元など様々なことができそうですよね。

このように小さな変化が大きな影響を及ぼすのがレベニューマネジメントの仕事なのです。

ホテル業界の大変さ、課題

現在、日本のホテル業界は大きな変化のタイミングです。訪日外国人客の増加も影響し、ホテル数は増加傾向に。その一方で人材不足が問題視されています。なかでもマーケティング領域の業務は複雑で、変化も速く、専門的な知識を持った人材の不足もあり、一人が多様な業務を兼ねざるを得ない状況です。

おそらく、この記事をお読みのあなたも日々多くの業務に追われ、大変忙しい毎日を過ごしているでしょう。レベニューマネジメント以外にも日々やらなければならない業務が多く、なかなか取り組む時間がないと感じる方もいるかと思います。またこれから初めてレベニューマネジメントに取り組むという方もいらっしゃるでしょう。

そんな忙しい方、これまで経験のない方でも大丈夫です。難しいイメージや時間不足などから、課題の大きかったレベニューマネジメントも、基本的なやり方を学ぶことで、だれでも実施できるようになるのです。

このサイトでは、レベニューマネジメントのやり方を一歩一歩学んでいけるようにお伝えします。私たちと一緒にあなたのホテルを成長させましょう!

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