MagicPrice Blog
10月 07

レベニューマネジメントの実行③ 状況判断のステップで何をするか?

状況判断とは、集めた情報をもとに、宿泊日毎の地域や自施設の状況を見分けることです。

料金設定を考えるために必要な状況判断とは?

以下の3つの軸で、宿泊日ごとの状況を判断できると、この次の料金の選択ステップにおける指針となります。

ある宿泊日について、

  • 宿泊者需要は高いのか、低いのか
  • 各施設の客室数(供給)は余裕があるのか、不足しそうなのか
  • 自施設は順調に予約が入っているのか、早すぎるのか、遅すぎるのか

それぞれ、正確なデータをもらえるわけではないので、完璧な把握というのは現実的ではありません。限られた情報のなかで、推定して、判断のズレがあれば修正していくという考え方でいきましょう。

集めた情報から推定して、どんなパターンの日か分類する

競合施設の設定料金を調査できていれば、その平均値の高低を、宿泊者需要の判断の参考にできます。合わせて、競合施設がオンラインで販売している在庫数も確認しましょう。どのくらいのペースで予約が入っているのか、そしてあとどのくらいの供給が残っているのかを推定できます。

最も正確に把握できるのは自施設の状況です。横軸に宿泊日までの日数(リードタイム)、縦軸に稼働率を取ることで、ブッキングカーブを描くのが一般的です。

ブッキングカーブの例

ブッキングカーブの例

過去の予約データから参考となるラインを作成します。シンプルなものならExcelでも作成可能です。そこに、現在進行中の宿泊日に対するブッキングカーブを重ねることで、予約のペースの状況判断に活用できます。

予約のペースはシーズンやその日毎の特性によっても変わります。可能ならば似た宿泊日(平日か週末か、同シーズンか、イベントがあるか、等)ごとでブッキングカーブを作成ます。もちろん、細かくしすぎると作業が大変になるため、バランスを見て決めましょう。

 

それぞれの分析の結果から、例えばこんな表を用いてパターンにわける判断もできます。

「ホテル番付」「MagicPrice」を使うと、状況をひと目で把握できる

例えば、競合施設の設定料金は1日に1度自動収集したうえで、自動でグラフになります。

ホテル番付 競合施設の料金

 

競合施設の在庫数の変化も、グラフで把握できます。

ホテル番付 予約のペースを見る

 

MagicPriceで自施設のデータを分析していれば、ブッキングカーブを作成しなくても、現在の予約ペースが早いか遅いかを判断し、提案する料金に反映されます。

MagicPrice 予約ペースに合わせた料金調整

 

こうした状況判断は経験則で行える方もいますが、データに基づいた判断に移していくことで、ブレがなく、チームにも共有しやすい意思決定に変えていきましょう。

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